YAMAHA GC-12R 1972年製 ハランダ総単板の出品です。名工、加藤俊郎氏による当時のYAMAHAレキントギターです。フルオリジナルで出品します。塗装の痛み、ごく軽度な傷がありますが、年式を考慮しても綺麗な状況ですので美品として出品します。品であることをご理解の上、ご検討ください。

YAMAHAは1966年、高級品の開発を目的にギター研究課が発足、1967年にはクラシックギター製作にあたりスペインの名工、エドアルド・フェレールを迎え、スペイン伝統の製法の技術指導を受けたとされています。1967年8月にYAMAHA GC-10、7、5、3が発売されました。その後物価上昇も影響してラインアップの再構成が行なわれます。構造もほぼ同一でDシリーズが発売、DシリーズのレキントギターとしてRシリーズが発売、GC-12Rは入手困難なギターであり、最初期のハカランダ単板の貴重な楽器です。当時12万円で発売されました。写真10枚目をご覧ください。最上位の13Rとの違いは、ハイフレットの有無とカッタウェイの有無です。

仕様（カタログ及び実寸、若干の誤差含む）
弦長 540mm
指幅 52～62mm
胴厚 104～108mm
表面 エゾマツ単板
裏板 ハカランダ単板
横板 ハカランダ単板
ネック ホンジュラスマホガニー
指板 エボニー
駒 ハカランダ
突板 ハカランダ

主観になりますが、よく分離した透き通った高音です。音量を伴い良く乾いた音が印象的です。指板もヘッドも一体となって箱なりを感じるギターです。

50年前のギターであり、傷や塗装の痛み、僅かな変色がありますが、年式を考えると美品といえます。また材の割れや修理歴はございませんが、品ですので写真を良くご覧になってからのご入札をお願い致します。ノークレーム、ノーリターンでお願いします。また品やヴィンテージギターへのご理解がある方に使って頂きたく思います。

室内使用でした。増えすぎた機材整理の出品です。引き続き大切に使って頂ける方にお譲りしたい思います。

主観を排除して極力客観的にお伝えします。

トップはエゾ松単板、年輪は緻密な個体です。ブリッジの剥がれはありません。ロゼッタは鳥をイメージした意匠となっています。塗装はラッカー、薄く鳴りは良いですが、多少の弾き傷、打ち傷、擦り傷があります。

サイドは割れ止めを認め単板、ハカランダ単板です。バックは豪快な杢目のハカランダ単板です。内部の仕上げも丁寧な仕事が行われており、当時の手工芸品の質の高さが伺えます。

ヘッドの突板はハカランダです。

指板には目立つ凹みはありません。フレットの減りはですので8割残とします。音の詰まりはありません。ネックはスペイン式となっています。ネックは捻れはなくほぼストレート、レキントギターとしては最適な状況です。12F6弦の写真を添付していますので、そちらをご参照ください。ナットはオリジナル、スキャロップ加工が施されています。指板はオレンジオイルで清掃、フレットも磨いています。出品に際して新品弦、プライムギター用のAUGUSTINE Blue High Tensionで張り替えております。調整を兼ね演奏していることをご理解ください。出荷の際は、両端を切り揃えてお送り致します。ペグは純正のオリジナルです。分解清掃済で綺麗な状況ですが、落としきれない汚れがあります。

ハードケース及び湿度管理を行い、長期間使用しない場合は、弦を緩め保管しています。

本体とレキントギター用ハードケースとなります。なおケースは擦り傷や汚れがあり、機能的ですが、あくまでも輸送用とお考えください。楽器用の段ボールに梱包してお送りします。丁寧な梱包につとめます。梱包資材はリサイクル品を用いることがあります。

品であることのご理解を頂ける方のご入札をお願い致します。 擦り傷など使用に伴う状況はご理解下さい。神経質な方、新品同様品をお求めの方は 、入札をご遠慮ください。 写真を優先し写っているもの全てとなります。

悪い評価の割合が多い方も削除の対象となりますのでご理解ください。新規の方は入札前に購入意志を質問欄でお示し頂きたく思います。

最初のご案内から24時間以内にご連絡、48時間以内のご入金が出来る方の落札を希望します。24時間以内にご連絡が頂けない場合、削除を行うことがあります。予めご了承下さい。

入札後の取り消しは一切行いません。また落札後のキャンセルもお受けできませんのでご注意下さい。

なお弦高を測定するスケールとOasis、ギタースタンド、クロス、パンフレットは付属しません。

トラブル回避のため、可能な限り丁寧に梱包します。輸送中のトラブルは責任を負えません。また、商品の説明及び見落としについては、その責任を負うことができません。ご理解の上、入札をお願いします。