自作和竿 横浜の漁師竿がルーツとされる横浜黒鯛へち竿。横浜竿は装飾は控えめの機能性を重視したへち竿です。穂先はグラスソリッド。本竿の大きな特徴は極端な先調子と敏感な穂先です。黒鯛のわずかなあたりを確実に捉えるためグラス穂先の先径は穂持ちの太さに応じて限界の０．４ｍｍまで削りだします。穂持ちと手元は布袋竹を使用,それぞれ節数は４節４節で節間が狭く程よいテーパーで理想的な先調子になっています。籐巻きの握りは丸節竹を使用。。肘あてはウオールナット製です。手元ガイド２個と穂持ちガイド３個と穂先ガイド１１個の合計１６個すべてSiC&TSリングガイド。釣場まで運搬中繊細な穂先を保護する穂先ケースも丸節製です。グラス穂は絹糸総巻き、すげ口部分は絹糸の下巻きに下地透漆金色乾漆塗り。先径０．４ｍｍ、握り元径約２０．５mｍ、肘宛込み全長約２２５ｃｍ。本体７尺２寸５分で横浜へち竿の伝統の寸法です。口栓込み仕舞い寸法約１２９cm。本体自重約１４０g（除肘あて）の軽量。画像の通り塗りなど（各糸巻きと籐巻きの塗り、肘宛、胴塗り）と画像の穂先ケースはイメージサンプルですので専用ケースも塗装中です。出来立ての新品をお届けします。また画像の肘あてとグラス穂先は未だ仮止めですので発送時には接着固定いたします。なお本商品の梱包後サイズは１６０です。